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『ドラえもん』『プリキュア』が1位、2位独占!大人も熱狂しているのが強さの秘密!?

映画週末興行成績

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映画『映画 プリキュアオールスターズDX(デラックス)2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!』
映画『映画 プリキュアオールスターズDX(デラックス)2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!』 - (C) 2010 映画プリキュアオールスターズ2製作委員会

 3月も最終週を迎え、映画館には春休み中の子どもたちが多数来場した。先週に比べ、ベストテンの顔ぶれに大幅な変化はなかったが、劇場内は子どもたちで大きなにぎわいを見せていた。

映画『映画 プリキュアオールスターズDX(デラックス)2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!』写真ギャラリー

 4週連続でトップを獲得し、強さを見せつけているのは映画『映画ドラえもん のび太の人魚大海戦』。全国366スクリーンでの土日成績は20万6,478人、興収2億2,673万8,010円と依然好調。公開23日間の累計成績は動員187万5,966人、興収20億1,690万8,560円となっている。このたび、来年の9月に「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」の建設が発表されるなど、ドラえもん人気はまだまだ健在で、どこまで記録を伸ばせるか楽しみである。

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 2位も先週に引き続き『映画 プリキュアオールスターズDX(デラックス)2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!』。全国160スクリーンでの土日成績は13万1,060人、興収1億4,473万8,300円。公開9日間の累計成績は56万1,202人、興収6億224万4,200円。4月3日に開催予定の、過去映画8作品を上映する大人向けのオールナイトイベント「朝までプリキュア!」が、4,200円という入場料であるにもかかわらず、開催日を待たずして早くも完売。女児だけでなく、大人のアニメファンの心をしっかりととらえたこともヒットの一因であろう。

 3位は映画『シャーロック・ホームズ』が同順位をキープ。そして4位は先週に引き続き映画『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』。公開4週目を迎え動員140万人、興収17億円を突破。香港、マカオ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ブルネイと6か国での公開も決定している。そして5位をキープしているのが映画『アバター』。しかし3D特別料金が適用されていることから、興収順では2位となるなど、公開14週目にして相変わらずの強さを見せつけている。累計興収は146億円を超えており、150億円突破も間近となった。

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 動きの少ない今週のランキングの中で、唯一ワンランクアップしたのが、6位の映画『ダレン・シャン』。今月上旬に主演のクリス・マッソグリアが来日し、ハリウッドスターとしては異例の、地方6都市を回る全国キャンペーンを実施したことも功を奏したか。代わりに7位に落ちたのが映画『NINE』。そして8位の映画『スパイ・アニマル Gフォース』、9位の映画『ハート・ロッカー』が先週と同順位をキープしている。

 今週、唯一の初登場となるのが、10位の映画『誰かが私にキスをした』。20代女性を中心に集客し、全国247スクリーンの土日成績は動員3万8,598人、興収4,890万9,800円という結果となっている。そして11位は映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』が公開5週目にしてベストテン圏外に落ちた。

 今週末公開作品で、来週のランキングに入る可能性があるのは、宮崎あおい主演の映画『ソラニン』あたりだろうか。そのほか、試写会で泣いてしまう男性が続出したという大泉洋の出演映画『半分の月がのぼる空』、日英同時公開が話題の映画『カケラ』、押尾学被告の逮捕によりお蔵入り寸前となった映画『誘拐ラプソディー』などにも注目したい。(ランキングなどは興行通信社調べ)(取材・文:壬生智裕)

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