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オスカー女優メリル・ストリープが新作映画で女執事役に?

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メリル・ストリープ
メリル・ストリープ

 昨年日本でも公開された映画『ジュリー&ジュリア』で16回目のオスカーノミネートを受けたメリル・ストリープ。賞レースの常連であり、徹底した役作りに定評のあるメリルが、今度は女執事役に挑戦するかもしれない。

 エンターテインメント・ニュースShowbiz411が伝えたところによると、ワーナー・ブラザースによるリメイク版『ミスター・アーサー』へメリルが出演するかもしれないとのこと。メリルがオファーされているのは、1981年のオリジナル版で名優ジョン・ギールグッドが演じた執事のホブスン役だ。同役は、主人公である大富豪の御曹司アーサーを温かく見守る存在であり、このロマンチック・コメディーに深みを与える重要な役柄である。もちろん、オリジナルでは男性であるジョン・ギールグッドが演じた役柄なので、リメイク版ではメリルに合わせて女性の執事役となる見込みだ。オリジナルでダドリー・ムーアが演じたアーサー役には、すでに映画『ベッドタイム・ストーリー』『寝取られ男のラブ♂バカンス』で知られるイギリスのコメディアンのラッセル・ブランドが決まっており、ラッセルとメリルという異色の組み合わせに注目が集まっている。また、『ミスター・アーサー』撮影時のジョン・ギールグッドより10歳以上若いメリルが、どのような女執事を演じるか興味深いところだ。リメイク版の脚本は、映画『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』のピーター・ベイナムが執筆する。

 映画『ミスター・アーサー』は、父親の命じる政略結婚を控えた大富豪の御曹司アーサーが、貧しい女優志願の女性に恋をするコミカルなラブストーリーで、オリジナル版ではヒロインをライザ・ミネリが演じた。1988年には続編『ミスター・アーサー2』も製作され、オリジナルキャストがそろって出演し、愛する女性と結婚したアーサーのその後を描いた。

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