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吉永小百合と笑福亭鶴瓶が夫婦役で再共演!?山田洋次監督は前向き!『おとうと』初日舞台あいさつ

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吉永小百合と笑福亭鶴瓶
吉永小百合と笑福亭鶴瓶

 30日、東京・有楽町マリオン9階の丸の内ピカデリーにて、映画『おとうと』の初日舞台あいさつが行われ、吉永小百合笑福亭鶴瓶蒼井優加瀬亮石田ゆり子小林稔侍山田洋次監督が登壇した。「今、日本で一番有名な姉と弟です」との紹介で二人一緒に登場した吉永小百合と笑福亭鶴瓶。「長いこと映画に出ていますが、初日の前の日は、胸が躍って、不安で、眠れません。昨日もそうでした」と語る吉永に対し、「僕は昨日遅くまで飲んでましたので、帰ったらすぐに眠れました」と対照的なエピソードを披露したが、二人で「次は夫婦役で」と山田監督にお願いし、吉永ファンのタモリや西田敏行が怒りそうな仲にあることがわかった。山田監督は「とてもいろんなイメージが膨らみますね、この夫婦は」と実現に前向きだった。

映画『おとうと』写真ギャラリー

 また、山田監督が2月11日から21日まで開催される第60回ベルリン国際映画祭にて特別功労賞(ベルリナーレ・カメラ)を受賞することが発表された。この受賞に「ベルリンにお供して監督の喜びをそばで受け止めたい。監督を胴上げしたい」と喜びを表現した吉永に対し、「けっこう握力であるのでできるのでは」と鶴瓶はベルリンでの挑戦をうながしていた。この賞は、映画界に多大な貢献をした個人、団体に授与されるもので、日本人では過去に市川崑監督(2000年)、熊井啓監督(2001年)の2名が同賞を受賞している。

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 映画『おとうと』は、東京の郊外で生きてきた姉と、大阪で芸人に憧れいつしか年を重ねてしまった弟との再会と別れを優しく切々と謳いあげる、笑いと涙の物語。日本映画界の巨匠・山田洋次監督10年ぶりの現代劇で、市川崑監督の映画『おとうと』をヒントに作った作品。

映画『おとうと』は1月30日より全国公開

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