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「フレンズ」のマシュー・ペリー、ハリウッド内幕映画へ出演決定

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マシュー・ペリー
マシュー・ペリー - Todd Williamson / WireImage / Getty Images

 2004年に放送終了した後も根強い人気を持つ海外ドラマ「フレンズ」のチャンドラーとして知られるマシュー・ペリーが、実写とアニメ、クレイアニメが融合した新作映画へ出演することが明らかになった。

 映画サイトMovieholeが伝えたところによると、マシューが新作映画『ダウン・アンド・ダーティー・ピクチャーズ』(原題)へ出演するとのこと。映画は、ピーター・ビスキンドの独立系映画の台頭を描いた小説「ダウン・アンド・ダーティー・ピクチャーズ:ミラマックス、サンダンス・アンド・ザ・ライズ・オブ・インディペンデント・フィルム」(原題)を基に、ミラマックス社を設立したハーヴェイ・ワインスタインボブ・ワインスタイン兄弟や、インディペンデント映画のための映画祭であるサンダンス映画祭を主催するロバート・レッドフォードなどを中心に1990年代のハリウッドが描かれていく。映画は、ロバート・アルトマン監督の映画『ザ・プレイヤー』のようにハリウッドの内幕を描く意欲作で、俳優たちが出演する実写部分と、漫画のようなアニメーション部分、粘土アニメのクレイメーション部分が融合した斬新な作品になる予定でハリウッドでも高い期待を集めている。映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのアンディ・サーキス、テレビドラマ「LAW&ORDER:犯罪心理捜査班」のヴィンセント・ドノフリオ、映画『レイヤー・ケーキ』のサリー・ホーキンス、映画『Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?』のボビー・カナヴェイル、映画『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』のイライアス・コティーズの出演も決まっており、サンダンス映画祭出身のロバート・ロドリゲス監督とワインスタイン兄弟に育てられたクエンティン・タランティーノ監督のカメオ出演のうわさも流れている。買い付けた作品を必ず再編集することから「ハーヴェイ・シザーハンズ(Harvey Scissorhands)」と異名を持ち、傲慢(ごうまん)でエゴの塊ともいわれるハーヴェイ・ワインスタイン役は、体形も外見もそっくりなヴィンセントが演じることが決まっている。監督は、映画『哀しみのラストダンス』のケネス・ボウサーがあたり、撮影は来年1月からサンダンス映画祭の開催地であるユタ州パークシティで行われる。

 ハーヴェイ・ワインスタインはハリウッドで数々の逸話を残しており、マーク・ウォルバーグが製作総指揮を務めている人気シリーズ「アントラージュ★オレたちのハリウッド」でもハーヴェイをモデルにした威圧的なプロデューサーが登場している。

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