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銀杏BOYZ峯田和伸に直撃インタビュー!ゲリラ撮影では警察登場と客引きのケンカでスリリング!

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峯田和伸
峯田和伸

 銀杏BOYZの歌手であり俳優としても活躍する峯田和伸が、主演作映画『ボーイズ・オン・ザ・ラン』について語ってくれた。

映画『ボーイズ・オン・ザ・ラン』

 花沢健吾による同名コミックを映画化した本作で峯田が演じるのは、彼女いない歴29年の主人公、田西敏行。映画『アイデン&ティティ』ではアーティストという等身大のキャラクターを演じたが、本作で演じるのはアグレッシブなライブパフォーマンスを見せる峯田とは、まさに正反対のキャラクターだ。「監督がプロの俳優ではなく、僕を起用してくれた時点でカチッとした演技は求められていないんだろうなと。だから僕が音楽でやっているのと同じに、本気でやりました」と淡々と語る峯田。

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 その本気度は撮影現場にも充満しており、映画冒頭、田西が女性に追いかけられるシーンでは都内某所でゲリラ撮影を敢行。「何度か警察が来てしまい、スタッフも僕も最悪の場合の逃げ道を確保してました(笑)」と振り返る峯田は、「しかも僕がスタンバイしているときに目の前でキャバクラの客引きがケンカを始めちゃって、その二人の間を擦り抜けるように走りました」とスリリングな撮影秘話を明かす。

 あこがれの同僚ちはるとの恋が成就しかけたのもつかの間、たった一度の過ちで田西は人生を急展開させてしまう。そこから田西の不器用ながらも一直線なドラマが幕を開ける。「僕はあそこまでぶつかっていけないなぁ……。好きだという当たり前の気持ちを伝えられる田西にはあこがれがありますね」と評する峯田に、自身の人生を振り返ってもらうと「(後悔は)あんまないかもなぁ~。でもそんなこと言ったらカッコよく聞こえちゃうかな(笑)?」との答えが。
 
 最後に峯田はこれから映画を観る観客に向けて「血管だったり、鼻水だったり、汗のにおいだったり、そういったものが感じられる映画だと思う。僕がこれまで取材で話したこと全部無視して観てほしい」とメッセージを送る。とつとつとした語り口ながら、峯田はその言葉の端々から力強いエネルギーを発していた。

映画『ボーイズ・オン・ザ・ラン』は1月30日よりテアトル新宿、シネセゾン渋谷ほかにて全国公開

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