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モンティ・パイソンの再来と呼ばれたコメディー・グループのメンバーが、バイトでの恐怖体験を語る!

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デイヴ・フォーリー
デイヴ・フォーリー - Photo:Nobuhiro Hosoki

 1990年代、モンティ・パイソンの再来と呼ばれ人気を博したザ・キッズ・イン・ザ・ホールのメンバーであるコメディアンのデイヴ・フォーリーが主演映画『The Strip』(原題)やこれまでの経験について語ってくれた。本作は、イリノイ州の安い電器屋で働く若い従業員たちが、孤軍奮闘しながら成長していくコメディー。

 「17歳のときに、友だちの勧めでコメディアンになった。そしてクラブで腕を磨いているときに出会ったのがケヴィン・マクドナルドで、メンバーを集めてキッズ・イン・ザ・ホールを結成したんだよ」と業界に入るきっかけを語るデイヴ。その後彼らが出演したテレビ番組「The Kids in the Hall」(原題)は、アメリカとカナダで約7年間も放送された

 「まず5人のメンバー全員がコントを書いていたから、1本にまとめるのが大変だった。当時メンバーは20代だったし、若さに任せてケンカしながら番組を作っていったんだ。ただしどんなにケンカしても、結局は一番面白いやつの案が通った。とにかく全員が、このグループは特別なコメディー・グループなんだというプライドを持っていたからね」と回想する。

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 ちなみに影響を受けたのは、イギリスのモンティ・パイソン。「当時カナダでは、アメリカでの放送を前にイギリスの番組を観ることができた。だから僕らカナダ人はイギリスの番組にかなり影響を受けているところがあるんじゃないかな? 特にモンティ・パイソンのコントはよくまねていたよ」とのことだ。

 そんなデイヴが本作で演じるのは、うるさい客たちの相手をする電器屋のマネージャー。デイヴ自身売れないときは、ケヴィンと映画館の案内係のバイトをしていたそうなのだが、そこでとんでもないことが起きたという。「混雑している列をまとめては、よく客をからかって笑わせていた。でもある日、知らずにマフィアをおちょくってしまったんだ! 幸いにも彼は僕らのおふざけを笑って許してくれたけど、すぐ後ろにいたマフィアの部下には『お前ら、笑ってくれて命拾いしたな』って脅されたよ」とバイトでの恐怖体験を笑いながら教えてくれた。

 来年の1月からザ・キッズ・イン・ザ・ホールの仲間とテレビシリーズを製作する予定だというデイヴ。人気を博したコメディー・グループの復活なるか?(取材・文:細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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