タランティーノ監督がうなった！サンダンス映画祭でグランプリを受賞した無名監督のデビュー映画予告編が解禁！
2008年のサンダンス映画祭で審査員を務めたクエンティン・タランティーノ監督をうならせた、コートニー・ハント監督による映画『フローズン・リバー』の日本公開が決定し、予告編が解禁された。
本作は、新居購入のために貯めていた大金をギャンブル依存症の夫に持ち逃げされ、2人の子どもを抱えて途方に暮れる白人女性レイ（メリッサ・レオ）と、義理の母から子どもを引き取ることを夢見るモホーク族のライラが、不法移民をアメリカへ密入国させる犯罪に手を染めていくさまを描くドラマ。
コートニー監督の長編デビュー作ながら、若手映画作家の登竜門であるサンダンス映画祭でグランプリを受賞。その後各国の映画祭では、絶賛と注目を浴びて24回もの受賞数を誇った。さらにビッグタイトルやビッグネームが出そろった第81回アカデミー賞では主演女優賞と脚本賞にノミネートされるなど、無名監督による構想約10年の力作が予想外の評価を得るに至った。
主演のメリッサは映画『21グラム』『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』などに出演しているベテラン女優。本作でサンセバスチャン映画祭、インディペンデント・スピリット・アワードの主演女優賞など数多く受賞。予告編では、サンダンス映画祭で「今年観た中で最高にエキサイティングで息をのむほど素晴らしい」と絶賛したタランティーノ監督の映像に続き、数々の賞に輝いたメリッサの円熟した演技を堪能することができる。映画『パラノーマル・アクティビティ』『プレシャス:ベイスド・オン・ザ・ノベル・プッシュ・バイ・サファイア』（原題）など、本作のような低予算映画が注目を集める昨今の映画業界。超大作という言葉はもう古い!?
映画『フローズン・リバー』は2010年公開予定
