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ふかわりょう、振り回されてしまう自分のM体質を告白!?

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僕は妄想男子じゃなくて、M男ですよ。
僕は妄想男子じゃなくて、M男ですよ。

 14日、渋谷シネマライズで初日を迎えた映画『脳内ニューヨーク』公開を記念して「カウフマンナイト」と題したオールナイト上映が行われ、本作の主人公ダメ男ケイデンをほうふつとさせるタレントのふかわりょうがトークイベントに登場した。

映画『脳内ニューヨーク』写真ギャラリー

 本作の監督チャーリー・カウフマンの魅力について「心地よい不可解さがずっと続くところにあります」と話すふかわは、「コントみたいですよね。僕は日常の世界から非現実の世界に入っていく感じが好きなんです。この後どうなるの? いったい何が起きているの? みたいに振り回されてしまう、自分のM体質が顔を出てしまいます」とシュールな作風の本作にすっかり魅了されている様子。

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 ふかわのカウフマン論はさらに続き、「ただ不可解なだけでなくて、カウフマンなりの人生観といったメッセージがあると思うんですよね。人物が何をやっているのかわからない。それでも、観ているうちに徐々にわかるようになってくるという、ヒントの出し方がうまいんですよ」と話にも熱が帯びてきた。そこで司会者から本オールナイトで、映画『マルコヴィッチの穴』『エターナル・サンシャイン』と上映が続き、最後に『脳内ニューヨーク』が上映されると聞かされると、「3本目ですか! (体力的に)相当きているときに、ドーンときますから劇場がどんな空気になるのか楽しみですね。今まで味わったことのない朝が待っていると思いますよ」とシュールな3本立てオールナイトを観賞する観客に向けてエールを送っていた。

 本作は映画『マルコヴィッチの穴』『エターナル・サンシャイン』の天才脚本家チャーリー・カウフマンの初監督作。愛する妻と娘に家出をされてしまい、人生のどん底にあった男が、自分の頭の中にあるニューヨークを本物のニューヨークに作ろうとする。カウフマンらしい奇想天外なストーリー展開に、驚がくと絶賛の声が集まっている。

映画『脳内ニューヨーク』は渋谷シネマライズほか全国公開中

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