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人気コミック「彼岸島」を映画化!ヒットメーカー・キム・テギュン監督を直撃!

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日本の俳優はいい!-キム・テギュン監督
日本の俳優はいい!-キム・テギュン監督

 松本光司原作の同名人気コミックを映画化した『彼岸島』でその腕をふるった韓国のヒットメーカー、キム・テギュン監督が、初めての日韓合作についての感想や、闘志を燃やして撮り上げた本作に込めた思いについて語った。キム・テギュン監督は映像化不可能と言われてきた本作を、見事なサバイバル・アクションエンターテインメントに仕上げた。

映画『彼岸島』写真ギャラリー

 とにかく日本の漫画の大ファンで、原作のコミックも全部読んでいるという監督は、最初に本作のオファーをもらったときから「これはイケる!」とピンときたらしい。『彼岸島』の魅力は、アクションはもちろんのこと、友人同士や兄弟間の葛藤(かっとう)やドラマが素晴らしいことだと太鼓判を押す。とにかく新しいもの好きな監督は、初めて手掛けるコミックの映画化や、日本で日本の俳優たちを使って撮影することに対して、ふつふつと闘志がわいてきたのだという。

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 最初は日本の若い俳優たちの知識があまりなかったものの、主演の石黒英雄渡辺大の演技にはとても満足しているとのこと。「渡辺さんは包み込むような優しさを持った頼れる兄貴という感じで、石黒さんはとてもエネルギッシュな頑張り屋さんなので、二人とも大好きです!」とニッコリ。石黒さんはすべてアクションも彼自身がこなし、監督のOKが出た後も「もっと上手にかっこよくできますから!」と何度もチャレンジするほどのガッツの持ち主だとか。

 映画『火山高』ではクォン・サンウ、映画『オオカミの誘惑』ではカン・ドンウォンというスターを見出してきた監督。自身の作品が若手俳優たちの登竜門だと言われることについては、「わたしがいい俳優さんと巡り会えたことが幸運だっただけです」と謙遜(けんそん)する。今後一緒に仕事をしてみたい日本の俳優は、オダギリジョーだという。世界配給を視野に入れ、アジアのパワーを集結して作り上げたド迫力の本作は、きっと国境を超えて観客の心をわしづかみにするに違いない。

映画『彼岸島』は2010年1月9日より新宿バルト9ほかにて全国公開

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