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『トワイライト』最新作のキャスト変更 訴訟で泥沼化?

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レイチェル・レフィブ
レイチェル・レフィブ - George Pimentel / WireImage/ Getty Images

 映画『トワイライト』シリーズ3作目から吸血鬼ヴィクトリア役をブライス・ダラス・ハワードにキャスト変更したことで、映画『トワイライト~初恋』と2作目映画『ニュームーン/トワイライト・サーガ』で同役を演じたレイチェル・レフィブレと制作会社サミット・エンターテインメントの間で醜い争いが始まった。

 レイチェルは突然のキャスト変更にショックを受けたと声明を出したが、これがサミット・エンターテインメントの怒りを買ったよう。「わたしはこのシリーズに出演するため、契約内容に基づき、撮影期間の短い作品だけを受け、ほかの映画への出演依頼を断ってきました」とコメントし、10日しかスケジュールが重ならないのに、キャスト変更されるとは思ってもみなかったと言っている。

 一方、制作会社側はレイチェルがキャスト変更問題を公の場に引きずり出したことに失望したとコメント。「女優としての選択を映画会社側のせいにするレフィブレさんの発言を残念に思います」と言い、彼女が説明したスケジュール問題について、制作側として事実を発表させてもらうと言っている。それによると、レイチェル側には4月の段階で、『トワイライト』シリーズの3作目『エクリプス』(原題)の撮影は8月初旬から開始することを知らせていたという。しかし、レイチェルは10日間のオーバーラップがある映画『バーニーズ・バージョン』(原題)への出演を6月初旬に決め、それを制作会社に知らせたのが7月20日だったらしい。

 レイチェルは重なった10日間の撮影は自分が出ないシーンを撮ればいいと考えていたようだが、『バーニーズ・バージョン』(原題)はヨーロッパで撮影されるため、撮影前のリハーサル期間中、レイチェルはアメリカ国内にいないことになる。サミット・エンターテインメントは、10日間のオーバーラップのために降板させられたと主張するレイチェルの言い分は間違っていると語り、制作側と出演俳優全員の協調性を乱したことが大きな原因だったようだ。WENNによるとレイチェルは契約違反を訴え、『エクリプス』(原題)の出演料を請求するため訴訟を起こそうとしているらしい。

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