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ジュリア・ロバーツを直撃!子どもの世話をしながらの撮影を激白!

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ジュリア・ロバーツ
ジュリア・ロバーツ - Barry King / WireImage / Getty Images

 カメラマンのダニエル・モダーと結婚して子どもが生まれてから、めっきり出演作が減ったジュリア・ロバーツが久々の新作映画『デュプリシティ~スパイは、スパイに嘘をつく~』について語ってくれた。本作は、敵対してきた二人のスパイ、レイ(クライヴ・オーウェン)とクレア(ジュリア・ロバーツ)が2つの巨大企業を相手に初めて手を組み、共にスパイ活動する犯罪スリラー。この巨大企業のCEOの二人をトム・ウィルキンソンポール・ジアマッティが演じ、映画『フィクサー』のトニー・ギルロイが監督を務めている。

 子育てで忙しい時期に、本作に出演した決め手は何だったのか尋ねると「実は、スタッフたちがわたしの子どもをセットで世話ができるような環境を作ってくれたから、この映画に参加できたの。特別扱いだったのよ(笑)。決断したのは、スマートで雄弁で、だますために生まれてきたこの二人のスパイが、身も心も裸にされていく姿が興味深かったからだけど」とのことだ。また、母親になったことでオファーされる役柄に変化はあったのか尋ねると「今のところはいまだ選択肢が豊富(笑)! 確かに歳を取れば母親役も増えてくるだろうけど、子どもがいるからって母親役のオファーが多くなるわけじゃないと思うの。多分、年齢的なものよね」と答えてくれた。

 劇中で、スパイ同士のためお互いを信じられず「おれたち二人は一般人とは違う」とクライヴが言うシーンがある。俳優はこの一般人に含まれるのだろうか? また俳優同士はライバルであり、友人を作るのは難しいのではないか? 「そうは思わないわ。俳優は鋭い目で観察する訓練をしてきた職業で、ずっとキャラクターの意図や内面を探しながら話を進行させていくでしょ? だから、信頼できる人物とそうでない人物を見分ける鋭い感覚を持っているの。結局はその人の見分ける能力よ。その能力を丹念に磨けば、友人関係もうまくいくと思うわ」と答えてくれた。 あの大きな口を開けて笑う、特徴ある声や表情が印象的なインタビューとなった。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)

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