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故アンソニー・ミンゲラとシドニー・ポラックもオスカー・ノミネーションに

第81回アカデミー賞

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アンソニー・ミンゲラ
アンソニー・ミンゲラ - Bryan Bedder / Getty Images

 間もなく開催される第81回アカデミー賞では、今は亡きヒース・レジャーが助演男優賞にノミネートされ話題となっているが、さらに故人が二人、ノミネートに名を連ねることになった。

映画『愛を読むひと』

 映画芸術科学アカデミーは、昨年3月に亡くなったアンソニー・ミンゲラ監督と5月に亡くなったシドニー・ポラック監督が、作品賞候補の映画『愛を読むひと』のプロデューサーとして名を連ねることを発表した。『愛を読むひと』は当初プロデューサーだったアンソニー監督とシドニー監督が亡くなったことから、後を継いだプロデューサーを含め4人が存在。しかし、作品賞で賞を受けるプロデューサーは1998年以来、3人までという規則がある。アカデミー協会は今回、「特別な状況」として規則を変更することを決断。声明の中で、「これは非常にまれな状況であったと判断し、4人のプロデューサーが全員候補者として名を挙げられるべき」と発表。故人は同情票を集めやすいと思われがちだが、アカデミー賞ではそうともいえず、過去53人の故人が70のノミネートを受けたうち、受賞は13にとどまっている。

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