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ブリトニーの無免許当て逃げ事件、お金で無罪が逆転有罪の可能性!

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何かといつも周囲がさわがしいブリトニー
何かといつも周囲がさわがしいブリトニー - Jeffrey Mayer / wireimage.com

 去年の夏、ブリトニーが奇行乱交を繰り返していた時期、無免許当て逃げ事件が無罪放免になっていたのだが、その一件の雲行きがあやしくなってきた。

 2007年8月6日、ロサンゼルスのとあるパーキング場で駐車していた車にぶつけて損傷させたにもかかわらず、その場を逃げ去る……という事件をブリトニーは起こしたのである。それもパパラッチの目の前で当て逃げをしていったというトンでもない状況。おまけに、署に出頭する羽目になったブリトニーはカリフォルニア州に何年も住んでいるのにもかかわらず、いまだにルイジアナ州の運転免許で運転を続けていることが発覚(アメリカでは州ごとに免許が違い、新しい州に引っ越した後は速やかに免許の書き換えをすることが法律となっている)。

 当て逃げは交通法のみでなく刑事上の責任にも問われるのが普通だが、車をぶつけられたほうの持ち主がブリトニー側と協議の結果、民事で和解したことにより(ブリトニー側がお金で解決したということ)、ラッキーにもブリトニーは無罪放免となっていた。

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 しかし、そうそう何もかも金で解決できると思ったら大間違い、というわけで検事局は無免許の罪状でブリトニーを正式に起訴し、今回の裁判ということになった。

 本来だと無免許は、最悪の場合だと禁固6か月罰金1千ドル(約10万円)という判決もありえる罪。検事側は、「罪を認めて執行猶予を取るか罰金を取るかのどちらかにすれば訴訟は取り下げる」とブリトニー側に申し入れていたのだが、この申し入れをけっての今回の裁判だった。

 アメリカの裁判は陪審員制度で、12人の意見がすべて一致した時点で評決が裁判長に渡される。金曜日に協議に入った陪審員たちの意見は割れに割れて、結局一日では評決に達することができずに週末を迎えた。金曜日の夕方、ブリトニーからは「検事側からの申し入れを受け入れて、裁判にしなければ良かったかもしれない」と弱気な発言が報道されていた。

 そして月曜日。再び協議に入った陪審員たちは半日が過ぎても合意に達しなかった。陪審員のリーダーは、「休憩が終わって協議に戻るたびにますます物別れの様子が強くなった」と裁判長に報告。「どうしても10対2で評決が一致しない」と3回目に通達した時点で、裁判長はやむを得ず、審理無効の判決を下す決定をした。

 公式の発表は避けられたが10対2の10は、ブリトニーの無罪を主張する票数だったらしい。「ブリトニーが有名人でなければ、裁判ざたになどならなかったはず」と述べるのはブリトニーの弁護士。世論から言うと、「ブリトニーが有名人でなければ、裁判ざたになどならず速攻で刑務所行き」だったであろうというのがもっぱらの意見である。

検事側が、この件を再起訴するかどうかはまだ未定だ。

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