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小雪、20歳年下の少年との禁断の純愛物語を熱演!

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福岡でロケ中の小雪
福岡でロケ中の小雪

 2009年公開の平山秀幸監督作品、映画『信さん』のロケ地福岡県で会見が開かれ、主演の小雪と平山秀幸監督が登壇した。本作は、辻内智貴の同名小説が原作で、昭和30年代の炭鉱の町を舞台に少年の信さんと、その姿を温かく見守り続けた20歳年上の美智代との純愛を描く。

 主人公、美智代を演じるのは、意外にも本作が初主演となる小雪。信さんこと信一役に石田卓也、美智代の息子の守に池松壮亮。そのほかのキャストに大竹しのぶ光石研岸部一徳村上淳中尾ミエら実力派の俳優陣が脇を固める。

 撮影はすでに9月13日より始まっており、福岡県田川市など九州各地で全編オールロケを敢行中だ。小雪は本作への意気込みについて「今回、オールロケで撮影させていただいています。椅子ひとつ、窓ガラスひとつとっても、その人が生きてきた時代を感じることができ、土地柄とか人柄とか、地に根付いたものを肌で感じながら、非常にお芝居しやすい環境で美智代を演じさせていただいています。この映画から皆さんが何かを感じて、人生を生きる上での鍵になってくれればと思っています」と思いを込めてコメントをした。

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 一方の平山秀幸監は「いわゆる“炭鉱もの”という題材ですが、遠く昔を懐かしむのではなく、その時代に住む人々の息づかいを感じられる、力強さのあふれる作品にしたいと思っています。単なるお涙頂戴のような映画には絶対にならないと思います。北九州で生まれて、初めて福岡で仕事をすることができて、うれしいような、恥をかきたくないような、不思議な気分です」と福岡での撮影が自分にとって特別だということを語った。

 親子ほどに年が離れた小雪演じる美千代に、淡い恋心抱く信さん役の石田卓也が表現するまっすぐな恋心が、昭和30年代の福岡の景色と融合してつむぎ出される情緒的純愛物語に期待が持てそうだ。

映画『信さん』は2009年公開予定

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