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ヘビ役者の田口トモロヲ、股間技にしびれる!

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左から、田口トモロヲ、月船さらら、石橋凌
左から、田口トモロヲ、月船さらら、石橋凌

 24日、渋谷シネ・アミューズにて映画『世界で一番美しい夜』の初日舞台あいさつが行われた。午前の上映が終了した直後に出演者の田口トモロヲ月船さらら石橋凌のほか、天願大介監督が登壇、観客から拍手で迎えられた。【関連作品の画像はこちら】

 天願監督の父親は、巨匠の故・今村昌平監督。父親の作品で、戦争体験によりヘビになってしまった男を見事に演じていた田口を自作で起用し、再びヘビ男を演じてもらったという。親子にわたって同じような役をオファーされた田口は「ヘビ役者冥利につきます。役作りのために、動物園で何時間もヘビを観察して監視員にヘンな目で見られました(笑)。大変だったけどやってよかった」と語った。

 日本の神話を基に、神、セックス、テロなどをキーワードにしながら、人間の幸福の形を問いかける同作。田口は「石橋凌さん演じるキャラクターの、股間でのかわら割シーンは見ていてしびれました(笑)。21世紀、日本映画史上最高のアニキと呼びたいです」と共演者の演技を絶賛した。

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 一方、ミステリアスなスナックの美人ママを演じた、元タカラジェンヌの月船は役柄で身に付けていた貞操帯の付け心地を聞かれ「演じているときは、真剣に役に入っているので記憶にないけど…」と困惑したが「この貞操帯に惹(ひ)かれて映画を観に来る方もいるので、その点ではしてやったりですね」とユーモアで切り返した。大胆な役を体当たりで演じた同作について「女性が裸になる映画はたくさんあるけど、この映画では女性の心理をも裸にしている。役者さんたちそれぞれが誰に遠慮するでもなく、キャラクターを思い切り表現するのを目の当たりにしました」と語った。

『世界で一番美しい夜』は、「出生率日本一」となった小さな村の秘密を描き、人間の幸福の意味を問いかけるストーリー。

映画『世界で一番美しい夜』は渋谷シネ・アミューズほかにて全国公開中
オフィシャルサイト beautiful-night.net

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