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愛くるしい12歳!ナルニアの王女に直撃インタビュー

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ジョージ・ヘンリー(左)とウィリアム・モーズリー
ジョージ・ヘンリー(左)とウィリアム・モーズリー - 写真:Nobuhiro Hosoki

 大ヒットした映画『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』の第2章、映画『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』で、前作に引き続きピーター・ペベンシーを演じたウィリアム・モーズリーと、末っ子のルーシー・ペベンシーを演じたジョージー・ヘンリーに新作について聞いてみた。

 ペベンシー4兄妹が宿敵“白い魔女”に勝利してから1年。現実の世界に戻っていたわずかな期間に、ナルニア国は暴君ミラースによって支配されてしまっていた。凶悪な彼らから国を奪還するために、王位継承者であるカスピアン王子とともに、再びペベンシー4兄妹たちが立ち上がる。【関連作品の写真はこちら】

‐完成した映画をプレミア試写で鑑賞した感想は?

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(ウィリアム・モーズリー)バカだったって気持ちが一番だよ。というのも、僕は試写が始まる前に大きくてからいブリトーを食べてしまって、緊張と胸焼けで吐き気がしてたんだ(苦笑)。作品の完成度は最高だった。映画が始まってすぐに物語のストーリーに引き込まれてしまったからね。アンドリュー・アダムソン監督はオープニングの曲から、すべての分野にかかわっているんだけど、今度もこんな美しい映画に参加できて幸運だと思ったよ。それに厳しかった仕事が、こういった形で実を結んで良かったとも感じてる。ジョージーは、どう思う?

(ジョージー・ヘンリー)わたしもウィリアムと同じで、遅い昼食を取った後に変な夕食を食べてしまって、調子が悪かったわ。鑑賞する前は自分の期待が外れるのを恐れて、あえて何も期待しないで行ったけど、最初のタイトル・シークエンスが始まってすぐに惹(ひ)き付けられてしまったの。まるで華やかな夢のようだったわ。試写後も、何度も何度も頭の中で映像を繰り返し再生させたほどね。本当にうれしかったわ。

‐今回は、前作よりもアクション・シーンが多いですが、1作目に比べて大変でしたか?

(ジョージー・ヘンリー)演じたキャラクターも成長しているし、わたしも年を取ったせいか比較的やりやすかったわ。それは普段の自分でいれば良かったからなの。わたしはスタントやアクションが大好きで、今回は馬に乗ることができて本当に楽しかったわ。しかも世界のトップクラスのコーチから乗馬を教わったのよ。こんなプロジェクトにかかわらなかったら、そんな機会なんてないでしょ?

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(ウィリアム・モーズリー)僕も肉体的な面に関してはジョージーと同感だね。僕は毎日8マイル走り、ジムでは2時間のワークアウトをしてきた。個人的に僕の体はいいコンディションだったと思うな。ただ、感情面では苦労したよね。1作目では、長男にふさわしく無心無欲で兄弟たちに接しているんだけど、今回はもっと貪欲だったり、イライラしたり、それに気難しくてね。

‐演技の際にどうやって想像しながら、CGのキャラクターに向かってリアクションをしたのですか?

(ウィリアム・モーズリー)前作では、緑色の棒を見ながら想像して演じていたんだ。でも今回は人間と戦っているし、戦闘シーンはあらゆる意味でリアルな要素が加わっているよ。それにロケーションもリアルで、例えば高い山だけでほかに何もないような平地が舞台の場合は、CGを使わずに、実際にそういった場所で撮影をしたんだ。城なんかもそうだった。CGを使わずに、城のセットを築いたんだよ。実際に目の前にあるのとないのとじゃ俳優としてのテンションも違ってくるけど、今回はすんなりと役に入り込むことができたよね。

‐このシリーズで、あなた方の人生はどれくらい変わったのでしょうか? 道端で気付かれたりすることはありますか?

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(ジョージー・ヘンリー)そうね、ニューヨークみたいなところに来ると、わたしに気付く人たちもいるわね。わたしが大きなデパートで買い物をしていたときに、ある女性から「ナルニアに出ている女の子でしょ? 大きくなったわね」と言われたわ。けれどわたしの故郷のイギリス北部のヨークシャーでは、わたしは単なるジョージーなの。みんながみんな顔見知りのような小さな町だから。映画に出演している女の子じゃなくて、誰もが知っているわたしなの(笑)。

(ウィリアム・モーズリー)僕の人生は急激に変化したね。空港のロビーで新聞を読んでいたらイタリア人の女の子たちに気付かれて、新聞で顔を隠していたときがあったよ。搭乗までの20分間ずっとね(笑)!

 2人は、撮影が終わってしまったことを終始寂しがっているような印象を受けた。この映画の魅力は、優れたCGやストーリーももちろんだが、彼ら若い俳優たちのやる気と努力と輝きが一番大きいのではないかと思わされた。シリーズの続編も楽しみではあるが、今後の彼らの成長もますます活躍されるインタビューとなった。(取材・文:細木信宏)

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