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三池崇史監督がテレビのゴールデン枠で大暴れする?

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三池節は健在
三池節は健在

 27日、都内で子ども向けの特撮テレビドラマ「ケータイ捜査官7(セブン)」の制作発表会見が行なわれ、三池崇史監督、主演の窪田正孝津田寛治らが出席した。

 会見では、現在、三池をシリーズ監督に迎え、各話の監督には押井守、金子修介、湯山邦彦など一流クリエーター陣により制作が行なわれていることが発表された。冒頭にはテレビ東京の五箇公貴プロデューサーが「水曜日の夜7時はアニメを放送していたが、この枠で実写ドラマを放送するのは20年ぶり、という企画。実写と最新VFXの融合、そして映画界の第一線で活躍中の監督たちが参加し、人間とネットワークのあり方を問うドラマを発信できるのは大変意義深い。春の番組改編の目玉として一番ご期待いただけるものとなっています」と自信を見せた。

 いまや世界にその名をとどろかせている映画人の三池監督は、「それはあとづけの肩書きで、自分はもともと“Vシネマ人”。テレビシリーズは得意分野ですよ」とテレビドラマ制作に対する情熱は、映画に勝るとも劣らない様子。そればかりか「子どものご機嫌をうかがうっていうアプローチはやらない。お前らよりおれらはもっと子供だよと言いたい。タイガーマスクの梶原一騎さんだって、おれらのこと考えてなかったと思うんですよ。自分たちのやりたいことをやる。そういう姿勢が次の世代の楽しみになっていく。われわれ(制作陣)は選ばれた側なんで、コケたら選んだ側のミステイクでしょ」とおなじみ三池節をさく裂させたばかりか「ケータイを投げるんじゃない。テレ東をなめるんじゃない」と映画と同様、テレビドラマの世界にも牙を向けていた。

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 オーディションで主役の座を勝ち取った窪田は「一流の監督とキャストの中で、自分が上に立ってやることは、かなりプレッシャーだけどそれを楽しんでいる部分もあって」とこちらも若手ながら威風堂々と存在感を見せつけた。「本物のケイタを直感で見つけ出すのがおれらの仕事。俳優に役を強要するんじゃなくてね。まぁ外すこともあるけど、今回は大丈夫ですよ」と三池監督から太鼓判を押されたばかりか、共演者でベテラン俳優の津田に「窪田くんはどこを切ってもいい子の金太郎飴。愛おしくってね。彼のためならおれは死んでもいい!」とさえ言わしめるほどであった。

 「ケータイ捜査官7(セブン)」は、高校生のケイタ(窪田)が、社会をむしばむネット犯罪を相棒の動いてしゃべるロボットケータイ“フォンブレイバー”とともに解決していくストーリーだ。「たまごっち」など爆発的なヒットキャラを生むクリエーター集団のWIZが原作を手掛け、制作は押井作品などで国際的にも評価が高いアニメーション制作会社のプロダクションI.GとVFXの豊富な実績をもつOLMが参加し、日本最高レベルの制作体制で挑んでいる。ソフトバンクが筆頭スポンサーとなり春にはドラマと同じモデルのロボット型ケータイを発売、バンダイはケータイ型の玩具を市場投入することが決まり、番組をさらに盛り上げていく。

テレビドラマ「ケータイ捜査官7(セブン)」は4月2日よりテレビ東京系にて放送開始
オフィシャルサイト ani.tv

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