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米ワーナー・ブラザースがハイビジョンDVD戦争にとどめの一撃

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写真は昨年、ラスベガスで開催されたエレクトロニクスショーのブルー・レイディスクのブース
写真は昨年、ラスベガスで開催されたエレクトロニクスショーのブルー・レイディスクのブース - Ethan Miller / Getty Image

 これまでHD-DVDとブルーレイ両方のハイビジョン・フォーマットを利用していた米ワーナー・ブラザースは、今年6月よりHD-DVDから手を引き、ブルーレイだけにしぼる方針を固めた。

 その理由について、米ワーナー・エンタテインメントのケヴィン・ツジハラ氏は「ハイビジョンに対して2つの形式を利用してきた背景が、消費者を混乱や無関心にさせたこと、消費者が明確にこれまでブルーレイを選択してきたことを挙げ、さらなる観客を呼ぶ正しいステップをしたと信じていると述べ、契約を打ち切ることになる東芝には、ハイビジョンを助成する際に、共に密接な働きをし、彼らの努力に最大の敬意を表するとともに、近い将来他のプロジェクトで働けることを楽しみにしている」と表明した。

 この決断は、ブルーレイを占める大手配給会社の割合が70%(現在、ソニー、ディズニー、ワーナー・ブラザース、フォックス、MGM、ライオンゲート)になることを示している。残りの30%(パラマウント/ドリームワークス、ユニバーサル)は、2008年いっぱいまで契約を結んでいて、切り替えることはできない。最終的に、この動きは、一つの形式しか生き残れないハイビジョンDVD戦争の終わりを告げることになりそうである。HD DVDは、ベータと同じ道をたどることになるのか?

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