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総製作費70億円!『スパイダーマン』シリーズのジェームズ・フランコが挑む空中戦!

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男前! ジェームズ・フランコ
男前! ジェームズ・フランコ

 第一次世界大戦下のフランスを舞台に、中立の立場を貫くアメリカを離れ、志願兵として連合軍に加勢したアメリカ人パイロットたちの活躍を描くアクション大作『フライボーイズ』。本作で主人公のパイロットを演じた『スパイダーマン』シリーズのジェームズ・フランコに話を聞いた。

 フランコは、この役には並々ならぬ情熱を傾けていた。撮影に入る前に実際にパイロットの免許を取得してこの役に臨んでいたのだ。「毎日飛んで、訓練して、試験に受かったんだ。今は正規のパイロットだよ。それが映画での訓練シーンにとても役立った」とリアリティあふれる演技の秘密を明かした。

 本作は、戦争がテーマでありながらも、ダイナミックな空中戦などエンターテインメント性の高い作品に仕上がっている。「壮大な冒険物語を観客に経験してもらえると思う。おそらく『スター・ウォーズ』を最初に観たときのような感じだと思う」と語るフランコの言葉どおり総製作費に70億円をかけたという空中戦闘シーンは圧巻だ。

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 そのリアルな空中戦を描くにはデジタル効果も不可欠だったようだ。「どこが特殊効果でどこが違うのかは、判別できないだろうね。『インデペンデンス・デイ』の2倍の効果ショットを使っているんだ。実は、監督は特殊効果やCGには詳しくない人なんだ。でも彼はパイロットで、線路の上を飛行機が走っているような映画は嫌いだと言っていたんだ。飛行機は空と交流するとね」と監督自身の経験が映像に大きな効果をもたらしていたことを明かした。

 そして、第一次世界大戦が舞台であることに対してフランコから意外な言葉が飛び出した。「実は第一次世界大戦の空中戦を描く映画は現在では作られてはいないんだ。それを描いた最後の映画から40年もたっている」と語った。空中戦を描く映画は数多くあれど、第一次世界大戦の空中戦を映画で観られるのは意外にも40年ぶりになるということらしい。

 そしてフランコは「『パイレーツ・オブ・カリビアン』で海賊物が復活したように、僕らで空中戦のジャンルを復活できるかもしれない」と自信にあふれた笑顔を見せていた。

『フライボーイズ』は11月17日よりシアターN渋谷ほかにて公開
オフィシャルサイトflyboys.jp

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