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ついに凱旋上映!『アフロサムライ』の原作者が語るヒップホップとサムライ映画

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原作者の岡崎能士
原作者の岡崎能士

 アフロの黒人サムライが激しいバトルを繰り広げるという、ユニークかつ過激なストーリーがアメリカを熱狂させたテレビアニメ「アフロサムライ」。「バジリスク~甲賀忍法帖~」の木崎文智が監督を務め、あのサミュエル・L・ジャクソンが製作と声優に名乗りをあげたこの日本・アメリカ合作アニメが、映画版として新たな編集をされ、今月27日に凱旋(がいせん)上映される。この映画の原作を担当したデザイナーの岡崎能士に、話を聞いた。

 ヒップホップとサムライ映画からの影響が色濃く感じられるこの作品の誕生秘話について、「昔から時代劇が好きだったんです。あと、若いころに本格的にヒップホップにハマって、それからソウルミュージックにも興味を持つようになりました。大学時代にある昔のテレビ番組を見ていたら、登場するミュージシャンたちがみんなアフロで、それがめちゃくちゃカッコ良くて、アフロが大好きになり、よくイラストを描いてたんです。そうこうしているうちに、今作のキャラクターが出来上がりました」と語ってくれた。

 昔から日本のサムライ映画のファンであり、同時にヒップホップのファンでもある、今やハリウッドを代表する俳優の一人、サミュエル。彼がこの作品にかかわることになったいきさつについては、「アニメ化を目指して宣伝用に作った、10分ほどの映像をたまたまサミュエルが見て、その場で『これは俺がやる』と言って、すぐさまアメリカのプロデューサーに電話をかけてくれたそうなんです。そこからアニメ化は急ピッチで進んでいきました」と語った。

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 「まさか自由に好き勝手に描いていた絵が、アニメ化され、映画として日本で劇場公開されるなんて、信じられないですね……」と驚きと感動が入り混じった今の心境を告白してくれた岡崎。サムライ映画とアーバン・ヒップホップ・カルチャーの画期的な融合を具現化した『AFRO SAMURAI アフロサムライ』。サムライ誕生の地であるこの日本でも、アメリカ同様の旋風を巻き起こすことができるのか期待される。

 『AFRO SAMURAI アフロサムライ』は、世界を制する力を持つ“一番”の鉢巻きと、それを持つものに勝負を挑める“二番”の鉢巻きにまつわるストーリー。『ブレイブ ストーリー』などを手掛けた、日本が誇るクリエーター集団GONZOが制作し、話題となっている。(Text、Photo:Masato Kobayashi シネマトゥデイ)

『アフロサムライ』は10月27日よりシネマライズほかにて全国公開
オフィシャルサイトafrosamurai.jp

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