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ジブリ宮崎駿の『崖の上のポニョ』主題歌は8歳の女の子と55歳おじさんで

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2008年夏に公開される『崖の上のポニョ』より
2008年夏に公開される『崖の上のポニョ』より

 空前の大ヒットとなった宮崎駿監督の『ハウルの動く城』から4年、世界中が待ち望んでいる宮崎駿監督の新作『崖の上のポニョ』が2008年夏に公開されるが、早くもその主題歌の歌手が決まった。

 主題歌を歌うのは、ユニット名“藤岡藤巻と大橋のぞみ”。藤岡藤巻は、藤岡と藤巻という2人とも55歳で、中年のお父さんの悲哀を歌い団塊の世代を中心に支持されているデュオ。一方、大橋のぞみは児童劇団に所属する子役として活動している8歳の女の子。この一見不思議な組み合わせが、ユニークで美しいハーモニーを奏でる。

 いままで、ジブリ作品の主題歌は米良美一が歌う「もののけ姫」や新人、手嶌葵が唄う『ゲド戦記』の「テルーの唄」など、どの歌も印象的な透明感ある歌声で聴く者の心にダイレクトに訴えかけてきた。

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 この宮崎駿の最新作『崖の上のポニョ』の主題歌のタイトルは、映画タイトルと同じ「崖の上のポニョ」。言葉がおぼつかない娘と、その娘が歌っているそばで、一緒に歌ってあげるお父さんという設定のデュエット曲で、娘と父が交互に歌っていくうちに掛け合いのような歌い方へと変わっていくというものらしい。

 宮崎監督は「父娘でお風呂で一緒に歌っているようなイメージ」と語っている。また、スタジオジブリ鈴木敏夫プロデューサーは「もともと、小さい女の子に歌ってもらいたいという宮崎監督の要望があったので、子役の事務所を探してつれてきてもらった。一緒に歌うお父さんの声が欲しいということで、ジブリと長年付き合いがある藤岡藤巻の藤巻さんを指名したんです。こうしてできたCDは、みんなとても気に入ってるし、良い唄になったんじゃないかと思ってます」とこの不思議なトリオの組み合わせが結成されたいきさつを語った。

「崖の上のポニョ」のCDはヤマハミュージックコミュニケーションズより2007年12月5日に発売

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