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賞金200万円!山形国際ドキュメンタリー映画祭開催

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オープニングセレモニーであいさつする、インターナショナル・コンペティション審査員(写真左から)映画評論家の蓮實重彦、タイのアピチャッポン・ウィーラセタクン監督、ポルトガルのペドロ・コスタ監督
オープニングセレモニーであいさつする、インターナショナル・コンペティション審査員(写真左から)映画評論家の蓮實重彦、タイのアピチャッポン・ウィーラセタクン監督、ポルトガルのペドロ・コスタ監督 - 写真:中山治美

 記念すべき第10回目を迎えた「山形国際ドキュメンタリー映画祭」が4日、開幕した。同映画祭は山形市制百周年の記念事業として1989年にスタート。アジア初のドキュメンタリー映画祭として海外での認知度も高く、映画祭のメインとなる「インターナショナル・コンペティション」部門には、過去最高となる100の国や地域から、969本の応募があったという。その中から、河瀬直美監督が長男を出産した体験を通して「命」を見つめる『垂乳女 Tarachime』(2006)や、中国の精鋭・ワン・ビン監督による、文化大革命などで迫害を受けた女性を追った『鳳鳴(フォンミン)-中国の記憶』(2007)など15本が、大賞にあたる「ロバート&フランシス・フラハティ賞」(賞金200万円)を競う。

 そのほか、アジア44か国から集められた664作品の応募があった「アジア千波万波」、ドイツが自らの過去を見つめた「交差する過去と現在-ドイツの場合」、山形ゆかりの作品を上映する「やまがたと映画」、「世界のドキュメンタリーを斬る」と題した社会学者・宮台真司氏の講演会などのイベントも盛りだくさん。あいさつに立った同映画祭の田中哲理事長は「“インターナショナル”と冠についていたとはいえ、20年前にスタートしたときは外国人は少なかった(苦笑)。それが今はこんなにたくさん。山形市の職員と財政、約200人に及ぶボランティア、そして東京事務局の協力という3本の柱があったから約20年間続けて来られたと思ってます」としみじみ語った。コンペティション部門の受賞結果は10日に発表され、 映画祭は11日まで山形市中央公民館を中心に開催される。

山形国際ドキュメンタリー映画際オフィシャルサイト yidff.jp

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