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ガングロメイクに2時間以上!? 過激なイメチェンの市川染五郎も最後は「めんどくさい」

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左から真木よう子、市川染五郎、阿部サダヲ
左から真木よう子、市川染五郎、阿部サダヲ

 21日、新宿バルト9で『朧の森に棲む鬼』の完成披露試写会が行われ、主演の市川染五郎阿部サダヲ真木よう子いのうえひでのり(舞台演出家)が舞台あいさつを行った。同作は、劇団☆新感線が2007年新橋演舞場正月興行として上演した同名舞台を、最新デジタルカメラで収録し、劇場スクリーンで上映する“ゲキ×シネ”最新作だ。

 魔物にそそのかされ悪の道を歩む主人公を演じる市川は、その役柄をイメージしたという奇抜なメークと衣装で登場した。ギャル男並みの黒い顔に、ファッションはパンク系。そして、一昔前のビジュアル系バンドのように高く立ち上げられた髪型と、普段からは想像できない過激なイメチェンで、ファンを驚かせていた。それでも、トータル的に見ると、これがなかなか決まっていて、市川本人も「カッコいいでしょ!」とかなり自信たっぷりだった。

 それを隣で見ながら「市川さんがこんな格好で来るなら、僕も何か考えてきたのに……」と悔しがっていた(?)阿部。しかし、こちらも、ハンチング帽にアディダスのジャージ、それにショートパンツというまるで少年探偵団のようないでたち。個性という点では、市川といい勝負を見せていた。

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 この日、市川は、開演の3時間近く前から会場入りし、スタイリングの準備をしていたそうだ。舞台あいさつ終了後、マスコミ向けの囲み取材に応じた市川は、気合いの入ったイメチェンが観客に好評だったことに満足そうだったが、最後には「正直、めんどくさい。もうやらない」とこぼしていた。“ガングロ染五郎”はこれで見納めとなりそうだ。

『朧の森に棲む鬼』は10月6日より新宿バルト9ほかにて全国公開。
オフィシャルサイト oboro-no-mori.jp

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