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スティーヴン・フリアーズ監督、イギリス映画がコンペにないことを弁護

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スティーヴン・フリアーズ
スティーヴン・フリアーズ - Richard Lewis / WireImage.com / MediaVast Japan

 カンヌ国際映画祭で審査委員長を務めているイギリスのスティーヴン・フリアーズ監督が、今年のコンペティション部門にイギリス映画が無いことについて「特に深刻な問題ではない」とコメントした。昨年のカンヌでは、ケン・ローチ監督の『麦の穂をゆらす風』が最高賞のパルムドールを受賞したが、今年はイギリスからのエントリーはない。ガーディアン・オンラインによると、フリアーズ監督はそれについて「映画配給の世界は複雑だ。次のケン・ローチの作品はベネチア国際映画祭に間に合うだろう。どうなるか、予測は不可能だよ」と語った。また、「アメリカ映画に支配されている世界で、我々はそれに反抗するかのように映画を作り続けている。もちろん僕はアメリカ映画は大好きだがね。アメリカの支配の中でやるしかないし、最近ではますます大変になっている」と、ハリウッドの影響力の強さについてもコメントした。

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