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『となりのトトロ』から『ゲド戦記』までジブリを描き続けた職人

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「となりのトトロ」背景画(1988年)
「となりのトトロ」背景画(1988年) - (C)1988二馬力・G

 ジブリアニメーションの魅力の中で、大きなポイントにもなるのが空間の広がりを見事に表現した背景画。空気のにおいまで感じさせる美しい背景画の数々を生み出しているのがジブリの絵職人と呼ばれている男鹿和雄(おがかずお)だ。

 古くは「ど根性ガエル」や「家なき子」『あしたのジョー2』や「エースをねらえ!」などを手掛け、ジブリ作品には1988年の「となりのトトロ」から参加した。

 以降、『魔女の宅急便』『おもひでぽろぽろ』『紅の豚』『平成狸合戦ぽんぽこ』『耳をすませば』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』など、ほとんどのジブリ作品の美術監督や背景を務め、昨年大ヒットした『ゲド戦記』でも背景を担当し、自然の美しさと空気感を見事な色彩美で表現した。

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 この男鹿和雄(おがかずお)の本格的な背景美術展が、三鷹の森ジブリ美術館の全面協力を得て、この夏、東京都現代美術館で開催されることになった。

 これまで資料として関係者以外は見ることができなかった背景画を中心に、作品点数500点という、かつてない規模で一般に公開される。
 
 あの名シーンに思いをはせるのもよし、職人の確固たる技を堪能するもよし、数々の名画がきっと心に何か語りかけてくることだろう。

ジブリの絵職人 男鹿和雄展は2007年7月21日から9月30日まで東京都現代美術館にて開催。
東京都現代美術館mot-art-museum.jp

『ゲド戦記』DVDは(絵コンテ映像付き)7月4日発売
club.buenavista.jp

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