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ウディ・アレン監督、長年にわたる訴訟で敗訴

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ウディ・アレン監督
ウディ・アレン監督 - Ferdaus Shamim / WireImage.com / MediaVast Japan

 ウディ・アレン監督が、30年来の友人であるプロデューサーに対して起こした訴訟に敗訴した。アレン監督とプロデューサーのジーン・ドゥーマニアン氏は、『ブロードウェイと銃弾』『誘惑のアフロディーテ』『世界中がアイ・ラヴ・ユー』『地球は女で回ってる』『セレブリティ』『ギター弾きの恋』の6作品を、テレビ放映と飛行機内の上映用に修正する件で対立。2001年、アレン監督はドゥーマニアン氏に対し、この6本を含む8作品の利益報告を拒み、1200万ドルをだまし取ったとして訴えを起こした。両者は2002年に一時合意に達したが、アレン監督が再編集版に異議を唱え、2004年にマンハッタンの州高等裁判所へ持ち込まれていた。ドゥーマニアン氏は、アレン監督の編集では一般的にテレビ側に受け入れられないと申し立て、判事はこれに合意。ドゥーマニアン氏の再編集を認める形となった。アレン監督の弁護士は「判事の決定は納得できないし、プロデューサーがいかなる努力をしてこれらの映画を修正しても、内容的にも興業的にも成功はしないだろう」と語っている。[5月26日 ニューヨーク]

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