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『海猿』でのAV女優扱いに、大塚寧々が憤慨?!

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左から、加藤あい、伊藤英明、佐藤隆太
左から、加藤あい、伊藤英明、佐藤隆太

 映画とテレビの枠を越えて製作されてきた『海猿』シリーズの最終章を飾る『LIMIT OF LOVE海猿』(羽住英一郎]監督)が6日、公開初日を迎え、主演の伊藤英明加藤あいを始め、時任三郎佐藤隆太大塚寧々石黒賢、吹越満ら、そうそうたるメンバーが舞台あいさつを行った。

会場となった東京・有楽町の日劇2は熱狂的ファンで埋め尽くされていたが、出演者は意表をついて客席後方から登場。壇上への花道となった通路側に観客が押し寄せ、なかなか舞台に上がれないという一幕も。間近を通り過ぎる俳優たちを目の当たりにして、一気に会場のボルテージは上がった。

豪華な出演陣のトップを切ってあいさつをした伊藤は「3年近くこの作品に関わってきて、自分のできることをすべて注ぎ込んできた。終わってしまうのが寂しい」と大役を演じきって感無量の様子。相手役を務めた加藤あいも「(初日を迎えて)胸がいっぱいです。昨日は眠れなかった」と思い入れの深い作品であることをうかがわせた。

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海難事故を描いた作品だけに、大量の水が使われ、撮影は相当の困難を極めたという。座礁するフェリーの乗客を演じた吹越は「もう、朝から晩まで濡れっぱなしで……。大塚寧々さんは『私はAV女優じゃないのよ!』と言ったとか?」とジョークを飛ばしたが、大塚は「言ってません!」と即座に否定。それでも吹越は懲りずに「僕と大塚さんが出ている場面は、ある意味で“濡れ場”ですからね」と続け、大塚は苦笑い。伊藤ら出演者一同と会場は大爆笑だった。

また、この日、海上保安庁から『海猿』に対して、「国民に広く海上保安庁の活動を知らしめた」として、感謝状と記念楯、マスコットのうみまる&うーみん人形が贈られた。

『LIMIT OF LOVE海猿』は日劇2ほかにて、6日より公開中。

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