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チェン・ボーリンが会いたい幽霊は故カート・コバーン!

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質問に日本語を交えて答えるチェン・ボーリン。その気さくな好青年ぶりが彼の人気の秘訣だ。
質問に日本語を交えて答えるチェン・ボーリン。その気さくな好青年ぶりが彼の人気の秘訣だ。

 『the EYE【アイ】』シリーズの完結編『the EYE3』に出演したチェン・ボーリン。『藍色夏恋』や『アバウト・ラブ/関於愛』などの話題作にたて続けに出演。今後も『五月の恋』(5月6日公開)や、日本映画初主演作となる『暗いところで待ち合わせ」(2006年秋公開)などの公開が控えるトップスターの彼が、本作の見どころについて表情豊かに語った。

 幽霊を見ようとする若者にふんしていたことから、もし幽霊が見えるとしたら誰に会いたいかと問うと、しばし考え「ニルヴァーナのボーカルのカート・コバーン! 彼が生きている内にライブに行けなくて残念だよ」と本気で後悔している様子。「おじいさんに会いたいとかではないんですね」と尋ねると「家族の思い出はちゃんと胸の中にしまってあるからね。だから自分が会ったことのない人の幽霊に会ってみたいんだ」と若者らしい発言の中にも、家族思いの優しい好青年ぶりをのぞかせた。

 「これは笑いのあるホラーなんだ。僕自身はコミカルなホラーという点がよく分からなかったから、監督と事前にじっくり話し合ったよ。とにかく演技のタイミングを合わせるのが難しかった。怖いシーンなのに笑える芝居をしたら作品が台なしになってしまうからね」と苦労話を披露する。

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 一番の見どころは、と聞かれると「十字路で餓鬼を見るために食事を用意して、仲間同士が座って茶碗を叩くシーン! あの音を聞くと本当に幽霊が寄ってくる気がしてぞっとするよ。この映画に出てくる若者たちは面白半分で幽霊を見ようとするけれど、その結果何が起きたのかということを観客の人たちにも知ってもらいたいんだ。これはあくまでもホラーなんだけれど、実は“因果応報”という深い内容についても描いているんだからね」と隠されたテーマについても言及していた。

the EYE 3』は4月29日より新宿武蔵野館ほかにて公開。
the EYE 3theeye-movie.com

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