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<フランス映画祭2005>巨匠ジャック・ドゥミ・ジュニアが「父と北野武は似ている」

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「美しい人は、どんな姿をしていても美しいもの。映画の中でカトリーヌ・ドヌーブが特に美しいのは、空の色のドレスを着たとき」と作品の中のドヌーブを絶賛するマチュー・ドゥミ
「美しい人は、どんな姿をしていても美しいもの。映画の中でカトリーヌ・ドヌーブが特に美しいのは、空の色のドレスを着たとき」と作品の中のドヌーブを絶賛するマチュー・ドゥミ

 今年で13回目となる「フランス映画祭 横浜」が、パシフィコ横浜会議センターをメイン会場に6月15日から6月19日まで開催された。今年の特別招待作品は『シェルブールの雨傘』や『ロシュフォールの恋人たち』などで知られるフランス映画界の名匠ジャック・ドゥミ監督の『ロバと王女』。監督の息子であり、同作のデジタル修復を監修したマチュー・ドゥミがインタビューで父、ジャック・ドゥミと北野武監督の類似点について語り、北野監督を大絶賛した。

好きな映画についてドゥミに聞くと「ダントツに大好きな映画は北野武の『座頭市』! 本当に素晴らしい映画だよ。まずは音楽の使い方。シーンにリズム感を出していく音楽の使い方が素晴らしいと思う。とくにラストシーンが大好きなんだ。タップダンスでミュージカルのようにリズムを刻むなんて、信じられないくらい素晴らしいシーンだね。そういう音楽の使い方に、僕の父、ジャック・ドゥミとの類似点を感じるんだ。時代劇なのに、想像力を使って遠い昔をファンタジックに表現する味わい。そういう部分は父に似ていると思う」と巨匠の父親と映画の手法について似ているところがあると告白。

しかし、コメディアンとしてのたけしはまったく知らないようで「彼ってコメディアンだったらしいけど、そういう姿はフランスではまったく見る機会がないんだ。ぜひ、コメディアンとしての彼の姿を見たいな。そして僕の夢は、彼と一緒に仕事をすることさ」と語った。(インタビュー:芳井 塔子)

ロバと王女 デジタルニューマスター版』は秋、Bunkamuraル・シネマにて公開。

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