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ヴェネチア国際映画祭、金獅子賞はマイク・リー監督の『ベラ・ドレイク』

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『ベラ・ドレイク』撮影中のマイク・リー監督
『ベラ・ドレイク』撮影中のマイク・リー監督

 第61回ヴェネチア国際映画祭の最終日、コンペティション部門の受賞結果が発表された。金獅子賞はマイク・リー監督の『ベラ・ドレイク』(英題)。英国で堕胎が禁止されていた1950年代、違法と知りながら中絶の手伝いをしていた女性、ベラを描いた人間ドラマ。マイク・リー監督は過去に1996年のカンヌ国際映画祭にて『秘密と嘘』でパルムドールを受賞したこともある。そのほかに審査員特別賞にはアレハンドロ・アメナバール監督の『アウト・トゥー・シー』(英題)、特別監督賞にキム・キドク監督の『3アイロン』(英題)、主演男優賞に『アウト・トゥー・シー』(英題)のハビエル・バルデム、主演女優賞には『ベラ・ドレイク』(英題)のイメルダ・スタウントンが決まった。日本人が期待をよせていた『ハウルの動く城』のスタジオジブリは優れた技術をもって製作された作品に贈られるオゼッラ賞(技術貢献賞)を受賞した。

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