クマ・エロヒーム (2018)：作品情報

見どころ

羽住英一郎、沖田修一らを輩出した日本大学芸術学部映画学科出身の坂田貴大監督の劇場デビュー作。第三者による卵子提供での出産と少子高齢化社会に着目し、男女の普遍的な愛を描く。管理社会の中で生きるカップルを、『赤い玉、』などの村上由規乃と『youth』などの古矢航之介が演じ、高見綾、本田七海、加賀谷健らが共演した。

あらすじ

宗教団体「ヤヌーカの丘」によって生死が管理されている、地球とよく似た惑星。教団は妊娠と出産を積極的に推し進めていたが、地球から送り込まれてきたカップルのエマ（村上由規乃）とアユム（古矢航之介）には子供ができず、二人はベビーカーに乗せた赤ん坊の人形を子供代わりにしている。アユムは子供ができないのは自分が原因だとわかっていた。

映画短評

森 直人 ★★★★★ ★★★★★

76分の新人監督作――なのに「大作」の匂い

キャスト

• 村上由規乃（エマ）
• 古矢航之介（アユム）
• 高見綾（サラ）
• 本田七海（看護師X）
• 加賀谷健（信者幹部X）
• マリア・マルコヴィッチ（信者A）
• グールド・バイロン（信者B）
• 渡部剛己（老人X）

スタッフ

監督

• 坂田貴大

撮影

• 清水大河

録音

• 島田実里

製作

• 紀平知賢
• 大須賀一正

助監督

• 河合遥祐

スタイリスト

• 大崎智美

ヘアメイク

• 津嘉山南

CG

• 伊藤聖也

車輌

• 宮崎渉大

音楽

• hakobune

バイオリン作曲

• 尾方凜斗

バイオリン演奏

• 恒吉泰侑

整音

• 原夕輝

ビジュアルデザイン

• 荒木彩可

映画詳細データ

製作国

日本

技術

カラー／ステレオ／DCP / 16:9